免疫力に関係

病に犯される

近年では、様々な病気の治療方法が確立されてきている。
胸腺腫瘍もその一つである。
胸腺腫瘍とは、心臓上部に存在する胸腺と呼ばれるリンパ球や白血球を作る造機であり、幼児の頃には体の免疫機能に大きく関わりのある重要な臓器である。
人体のほぼ中心に位置し、アルファベットのHの様な形で、幅は握りこぶし程である。大動脈と肺動脈に覆いかぶさる様な形でくっついている。
胸腺腫瘍とは、成人して使われなくなった胸腺の細胞が腫瘍化し、胸腺事態を侵食してしまう病である。
通常は、胸腺の周囲を覆っている皮膜の土側に留まる事が多いのだが、酷く症状が進行すると、大動脈や肺動脈、心臓、肺などにおおきな影響を与え始める場合がある。
このように、腫瘍が胸腺そのものに影響をおよぼすだけでなく、最悪の場合周囲の臓器に多大な悪影響を起こしてしまう可能性のあるものである。

胸腺は大人になるに連れてその役割を終え、なんの機能のない臓器となってしまうため、胸腺腫瘍になった場合であっても、明確な自覚症状が無いことが大きな特徴の一つで有る。
しかし、進行していき、その大きさが一定以上を超えると、前述のとおり周りの臓器に悪影響を与え始めるため、肺に影響がおよんできた場合、咳やタン、胸部の激痛、呼吸がしにくくなる等の症状が現れ始める。
更に血管に影響を与え始めた場合、顔や首のむくみや鬱血などが見た目で分かるほど顕著に現れてきます。
そして、胸腺腫瘍の特徴の一つが、合併症を引き起こしやすいという部分である。
代表的なものが、顔の筋肉が動かせなくなる、指がうまく動かなくなる、まぶたが自然に落ちてくる、といった筋肉を使うと非常に疲れてきってしまう症状、重症筋無力症である。
呼吸不全を引き起こし、日常生活にも大きな影響を与えかねない症状で、早急に治療する事が望まれる。

胸腺腫瘍の治療で最も多く行われるのが、手術による除去である。胸腺事態を摘出してしまうことで、問題の根本を無くしてしまうということである。
胸腺自体にはなんの機能もないため、摘出後も問題なく生活を送ることが出来る。
その他にも、放射線治療を行う場合がある。
放射線治療では、手術では処置できない腫瘍であったり、除去しきれなかった腫瘍に治療用放射線を当てる事により腫瘍を消滅させてしまう事ができる。
また、体力的に手術に向かないという高齢者や持病を持っているという方にも放射線治療は有効である。
その他にも、胸腺意外に腫瘍が転移していると確認できた場合に、抗がん剤治療を行う場合がある。
抗がん剤治療では、腫瘍自体を小さくし、その後、手術で取り除く方法を取ることが可能であり、他の部位に転移しつつも、腫瘍が取り除きにくい場合に使用される。
抗がん剤治療には副作用が表れる。吐き気や髪の毛の抜け落ち、激しい倦怠感や下痢、便秘などが確認される。

以上の様に様々な治療法が存在するため、安心して治療に当たる事ができる。

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